法人向け保険を活用した福利厚生制度
法人向け保険を契約される主な目的のひとつとして、福利厚生制度の充実が挙げられます。役員や従業員の皆様に安心して働ける環境を提供するため、福利厚生制度は欠かせないものとなってきております。その福利厚生制度に生命保険を活用すれば、役員・従業員の死亡・病気・けがの保障や、ご勇退時や定年時の退職金準備などに備えることができます。しかし、すべてのニーズをひとつの保険でカバーできるわけではなく、それぞれの目的に応じた保険に加入する必要があります。
では御社のニーズに適した保険は何かというと、自分達ではなかなか判断がつかないのもまた事実です。ここでは、目的に応じてどんな保険に加入すればいいのかを具体例を挙げてご説明いたします。
それぞれの保険の説明については、「様々な法人向け保険商品」をご覧ください。
1.役員・従業員の万が一に備えたい
企業で働く役員や従業員の皆様にとって元気に働けるのが一番です。
しかし、万が一のことが起こってしまう可能性は決してゼロではありません。そういう事が起きてしまった場合、やはり気になるのは残された家族の生活ではないでしょうか。また経営者たる社長の場合、ご家族はもちろんのこと、その後の会社の経営状態も考えておく必要があります。
特に社長が経営者であると同時にナンバーワン営業マンである場合には、借入金の返済や従業員の給与、取引先への支払といった当座の資金が必要であることは言うまでもありません。
そういった万が一の場合に備えるのに適した保険が定期保険です。一般的には死亡保障のみを確保する保険料が割安で掛け捨てタイプの短期型といざという時には高率で貯まってゆく解約返戻金を事業資金としても活用することができる長期型の2種類があります。
2.役員・従業員が病気やけがなどで入院したときに備えたい
ある日突然、役員や従業員の方が病気やけがで入院をしてしまうという可能性は決して少なくありません。特に日本人の死亡原因のトップとなっている悪性新生物、いわゆる「がん」は、治療に要する期間や費用などを考えても、非常に大きなリスクと言えます。
長期にわたる入院ともなれば費用の心配もありますし、万が一重い障害が残ってしまい就業が困難になってしまった場合などは、家族の生活面への影響も出て参ります。
そういった不安を解消し役員・従業員の皆様が安心して働ける環境を提供するためには、法人向けがん保険が最適です。法人向けがん保険では、がんのリスクをカバーするたけでなく事情資金や退職金準備も同時に対応することが可能となります。
3.万一のことに備えると同時に、退職金の積み立てをしたい
長年会社に尽力されてきた役員・従業員の皆様が定年などで退職される際に、その貢献に報いるための退職金制度を採用されている企業がほとんどだと思います。この退職金の財源を確保しつつ一定額の死亡保障もカバーする商品として古くから活用されているのが養老保険です。
定期保険の場合は満期保険金がなく、万が一の場合を重視した商品となっておりますが、養老保険では満期時に死亡保険金と同額の満期保険金が支払われますので、退職金の財源確保に適しています。ただし、基本的には役員・従業員の一律加入が必要であったり保険期間と退職年齢にズレが生じていたりと加入後のメンテナンスに手間が掛かる一面もあります。